【シャドバストーリー本編のネタバレ注意】新弾のフレーバーテキストストーリーまとめ
まとめてみました。先にもう誰かやってそうだけど、自分用の意味合いも込めて作ってるから笑って許してくれよな!!
新弾カードのイラスト&シャドバストーリー本編のネタバレが含まれるので、見たくない!!って人は気を付けてね!!あと偉い人に怒られたら前触れなく消すよ!!よろしく!!
イズニア国編
名もなき決意
始まりは『粛清』より。
穢れ無き世界の中心で抱かれた、透き通る悲哀から。
「また会います。きっと、再び貴方と――ネルヴァ様」
――イズニアの軌跡・1
隠伏の記憶
真実の月に、再びの栄光を。……その理由が増えていた。
任務に昂揚せぬ男は、父である時だけ満たされた。
救う国に、民に拒まれても。掌の繋がりが、孤独を癒す。
――イズニアの軌跡・2
天外の片鱗
他者を置き去りにする才。だが少女は、孤独でなかった。
確かな愛。それが孤立へ伸びる茎を、地に繋ぎ留めた根。
……故に。根が切れし時、華は独り、天外の領域に咲く。
――イズニアの軌跡・3
聖痕の発動
独りだけ利益を得続けられると、本気で信じてました?
規律を乱す思い上がり、均衡にて切り捨てましょう。
――イズニアの軌跡・4
禁絶と均衡
「死にたい。それはね、思い上がりですよ、ニコラ」
「……ああ。この景色を見てると、そう思うよ」
「願いは移ろうものです。あなたと出逢った私みたいに」
――イズニアの軌跡・5
宿願の二刀
「私の願いは移ろわない。やっとこの時が来ました」
『粛清』より始まった願いは、輝ける雫の国で決着する。
「命を捧げ、国を燃やし。英雄となり、あの方と――」
――イズニアの軌跡・6
英雄の覚悟
民は彼を英雄と呼んだ。争乱を止めた、正しき剣と。
獣の面に愉悦は浮かばず、ただ、その背に負って立つ。
「新しき正義で照らそう。月の部隊……無暁と、共に」
――イズニアの軌跡・7
規律の後継
別に、正義とかじゃない……俺がしてるのは。
……しかし、おかしいな。何を間違った?
あいつの仕事は、こんな雰囲気じゃなかったような……。
――イズニアの軌跡・8
ギルド会議
「適材適所の仕事こそ、連合を組んだ意味というもの!
ついてはだ、肉体労働、雑用諸々、有難く請け負え!」
「応。そちらには美しき知恵を頼む」「……やれやれ」
――イズニアの軌跡・9
イズニアの再興
美しき運河は、水に満ちる魔力が故――だけでなく。
争乱を乗り越えた人々の、溢れる笑顔を反射するから。
その様を、皆はこう言う。『輝ける雫、集まり大河に』。
――イズニアの軌跡・10
ナテラ&アイアロン編
異端の孤独
抱きしめたら壊しちゃう。
怪奇なる、異端。
みんなが怖がるこんな腕……欲しくなかった。
――ナテラの軌跡・1
威風の団結
兄弟だから、通じ合えたのではない。
認めたから、通じ合うことができたのだ。
「やれるな、ヴァイディ!」「吼えるなよ、ベイリオン」
――ナテラの軌跡・2
陽だまりの邂逅
「本気でぶつかれば、分かり合えると思いますの!」
小さな仔猫の挑戦が、寂しき仔猫の孤独を打ち破る。
友のくれた温もりが、森の『怪奇』を『回帰』に変えた。
――ナテラの軌跡・3
不器用な信頼
これは未練。繋がりを排しきれない己の甘さ。
飢えた獣に堕ちぬ為――良心という鎖をどこかで求めた。
「ムニャ……ヴァイディ、様ぁ」
――ナテラの軌跡・4
母なる慈愛
絆が壊れ、情が壊れ、世界が壊れ。
それでも想いがあれば……。
世界は再び、返り咲けるのでしょう。
――ナテラの軌跡・5
戦慄の侵略
いらないねぇ、心なんて……いらない!いらない!
そんなものは嘘だよ、まやかしなんだよ!
明日、希望、そんなもんは何処にもない!
――ナテラの軌跡・6
アイアロンの残骸
其処は、先の潰えた廃棄場。
捨てられた人々は、それでも光を求めて動きだす。
箱庭との決別を――錆びついた意思が鳴動を始める。
――ナテラの軌跡・7
勇者が去り、二つを結ぶキッカケが一つ。
小さな末妹の創作が、偉大な影の目に留まる。
彼を慕う者らを中心に、異邦との交流が始まった。
――ナテラの軌跡・8
モスコの実
「今日、連れてった場所は誰にも秘密ニャ」
「ウン!ミンナで採ッタラ、無くなっちゃうモンネ!」
「そうニャ。感謝して、みんニャで分け合うニャ」
――ナテラの軌跡・9
温かな抱擁
「テトラッち!なにー。どこ行くん?」
「モノ姉さんに修理を頼まれまして。その部品を拾いに」
「おけー、手伝うし。一緒に行こ」
――ナテラの軌跡・10
※絵違い
「テトラッちー!」
「ら、ラティカさん!?」
――ナテラの軌跡・番外
ライフリカバリー
機構の命は紡がれる。創造主の生んだ残骸で。
古代の機構を身に宿し、破滅の楔は抜き去られた。
「これは嬉しい誤算だね……では行ってくる。妹よ」
――ナテラの軌跡・11
真夜中の語らい
「やぁ、お姫様!いつかの約束を果たそうじゃないか!」
「ハイ!わたくし、この日を待ち望んでいましたの!」
「ワタシもさ!今宵は存分に語らおうじゃないか!」
――ナテラの軌跡・12
約束の一輪
首筋の刻印に代え――
――冷たき肌に贈られた、餞別の一輪。
寄り添う螺子は、華々しき舞踏の思い出。
――ナテラの軌跡・13
触れ合う思い
機械なのにさ、花を大切に飾ってるんだ。
ここの話をしたら来てみたいって。今度連れてくるよ。
きっと気に入ると思う……昔のアタシたちに似てるから。
――ナテラの軌跡・14
鋼鉄の希望
「道は交わる運命だった、とは。いやはや豪胆な王様だ」
「私達だけではなく同胞たちもまた、この大地の子だと」
「ではお二人が父さまで、このナテラは母さまですね!」
――ナテラの軌跡・15
森羅の産声
「芽吹いた鋼が物語る……我らは交わる運命だったと」
「ならば鋼の民も大地の子。拒む理由などありはしない」
「あの怖い母も喜ぶだろうさ……また子が増えるとね」
――ナテラの軌跡・16
叡智の結実
――アイアロンよりの転送召喚、成功。
ようこそ、遠い異界の地へ。……いいえ、違いますね。
またお逢い出来て、嬉しい。懐かしき同胞たちよ。
――ナテラの軌跡・17
ナテラの未来
悲劇を越え、時間を重ね、二つの民は一つとなった。
硬き人より、豊穣の実を。温かき人より、鋼鉄の遺産を。
実りし融和が、麗しき未来への懸け橋となる。
――ナテラの軌跡・18