"楽しい"シャドバの始まり

『名探偵ピカチュウ』のワールドプレミアを傍らに添えつつ。こだまです。

また拗らせたみたいなタイトルでごめんなさい。まずはご報告。

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MP10,000。グラマスチャレンジ終わりました。毎回言ってる気がするんですが、今期が一番きつかったです。

特に今期は割と実力環境で、弱い私は反復横跳びをそこらじゅうで繰り返し・・・結果丸一か月かかってしまいました。しかしながら、得たものはとても大きかったと自負しています。

特に大きかったのはタイトルの通り「シャドバを"楽しむ"気持ちを思い出せた」こと。どういうことやねんって感じですけど、まぁとりあえず聞いてください。

まず前提として、私は強くありません。1日に盛れるMPも少ないし、上位陣にはあっさり負ける。そういう人です。そんな私が今期は、学期はじめのゴタゴタが始まる期間までになんとかグラマス達成しておきたいと、珍しく最初期環境でラダーしまくりました。まぁ結果はもちろん惨敗でしたが。

その時に感じてたのは、ひとえに「焦り」だったんです。

もちろん、忙しい時期にグラマスチャレンジが重なっちゃうっていう不安もあったんですが、それ以上に、周りにさっさとグラマスに到達していく人が多くて焦っていました。「あの人はもう達成したのに俺はまだ2000・・・」だとか、「連敗で昨日走った分が全部消えた、取り戻さなきゃ」だとか…とにかく増えないMPに対して焦りを募らせるばかりで、本当にシャドバが楽しくなかったんですね。終わらない苦行にしか感じなかった。

でも今振り返ると、その時の自分って、本当に間違ったプレイスタイルをしてたんだなぁって思います。いや、間違った、というよりも、「身の丈に合わない」って言ったほうが正しいかもしれません。

ある男が、ほぼ手なりで、たくさん試合をこなしていく。これが仮に強い上位勢であったなら、これでもMPが増えていくのかもしれませんが、そうでなければ盛れるはずはない。弱いなら弱いなりに、一戦一戦ちゃんと考えて、大事にしてプレイをしなきゃ勝てるわけないと思うんです。でも当時の私はそれをしなかった。眠い目をこすって、半分脳死で、ひたすらに試合を重ねていた。そんなんじゃ当然盛れるわけないし、なんなら試合から得るものも何一つなくて最悪なわけです。

周りの上位勢の人たちの行動、言葉、それらに惑わされ「過ぎて」、自分にもそれができるって妄信して、見下される恐怖に怯えて、自分から遠回りの道を選んでしまった。今の私ならそう思います。

焦ったっていいことなんか何もないんです。急激にうまくなって、どんどん盛れるようになるわけなんかないんだから。それよりは、ランクマの1戦1戦を作業にしてしまわず、1戦1戦きちんと考えながら、「上達」、「勉強」していきながら、少しずつ持っていくほうが、将来的にも絶対にプラスになる。そうなんじゃないですかね。上位勢の見下しやマウント取りなんか気にせず、自分のスタイルを貫けば、このゲームは楽しくプレイし続けられるんじゃないですかね。私は今この瞬間は、そう思います。

「それ(グラマス)って結局自己満足じゃん」。前期のグラマスチャレンジ中に、親友に言われた一言です。本当にその通りだと思いました。過程はともかく、結局10000ポイント溜めればグラマスにはなれるんです。自己満足を得られるんです。ならば、せっかく溜めていくなら。その自己満足を得るまでに、少しでもこのゲームをうまくなって、少しでもこのゲームを理解して行けたほうが、プラスになるに決まってるじゃないですか。大事なのは「称号」じゃなくて、そこに至るまでにどれだけ自分が成長できたかってことだと思うんです。

まとめるならば、誰かとどこかに遊びに行く時間、誰かと別のゲームで共有する時間、自分で息抜きをする時間・・・そういった貴重な時間を片っ端から犠牲にしてまで、「グラマス」を追い求めるよりは、空いた時間でコツコツ上達していきながら、最終的にはその空いた時間だけでもグラマスになれるようにする…そういう境地を長期的に目指すほうが、遥かに良いんじゃないかって話です。

RAGEも目前ですが、後2か月、次環境でそういう境地に少しでも近づけるよう、練習をしていけたらいいなと思っています。

ここまで読んでくださった方は果たしているんでしょうか。もしいらっしゃったら、多大なる感謝を。ありがとうございました。

強くなるための、僕にとっての"楽しい"シャドバの始まりになることを願って、ウィニングランを済ませてきます。

それではまた。